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Interior Furniture48赤松の家具を長年使用している場合、青黒く浮き出てくるシミを 見かけることがあります。これは深部変色と呼ばれるものです。もともと木に含まれていた水分によってできたシミになります。私たちは特許を取得した自社開発木材乾燥機によって、水分を極限にまで抜き出し製品化していますが、使用環境によっては多少発生する場合があります。また、年数が経つと周りの木の色も飴色に 変色してきますので、シミも目立たなくなります。商品の機能・性能として全く支障のないものですので、これも天然素材の個性として ご理解ください。シミも木の個性深部変色について木(家具)は室内の環境が過乾燥気味になったり、逆に湿度が高くなると呼吸をしながら、わずかに膨らんだり縮んだりします。木(家具)はどんなに乾燥させた材であっても微量変化します。言い換えれば木(家具)が生きている証なのです。室内の湿度に合わせて、木(家具)も呼吸する天然木は生きている天然木の取り扱い注意点木(家具)を濡れたままにしておくと、ひび割れやシミ、変色の原因となるのでなるべく早く拭き取ってください。水分はすぐに拭き取りましょう拭き取りについてお手入れはゴミやホコリを取り除いてから、固く絞った雑巾やタオル、化学雑巾などで拭いてください。※化学雑巾を家具の上に長時間放置すると変色する恐れがあります。※化学雑巾とは…薬品を染み込ませた布で静電気によって汚れ吸着を行うもの。※アルコールの含まれたものは塗膜が剥がれてしまう恐れがあります。大切な資源を無駄なく利用するため、パテ埋めや埋め木、節埋めを施して製品として出荷しています。使用中にキズがついたりしても自分で補修できることも天然木の 良さです。資源の有効活用補修について

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